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豆アジ

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 最近、三崎の港へ釣りに出かけることが多い。サビキ仕掛けでの釣りが結構面白いのだ。港の岸壁から海面を除くと、小さい魚が群れを成して泳ぎまわっている。24時間いつでもと言うわけではないが、このところ良く見かける。 私が使うのは、2mちょっとの先のやわらかいサオに市販の小アジ用サビキ(針が6本くらいついている)仕掛け。幹糸とサビキの間にコマセ籠をつけサビキの下に錘をつけるだけと簡単。

 サビキは疑似餌針だからそれだけでも釣れると思うのだが、魚たちの頭が良いのか、サビキだけでは入れた最初だけ興味を持つがすぐに見向きもしなくなる。そこでアミコマセの塊にサビキを滑らせて針にアミコマセをつける。コマセ籠にも詰めて沈める。すると、見向きもしなかった奴がアミコマセに突進してくる。中にはあわてて目の前のサビキにパクリと食いつき釣り上げられる奴もいる。
 釣れるのは豆アジだけでなく小さなイワシやサバの子も釣れる。岸壁から見ていると、海中で陽光を受けて青白くキラキラと光るイワシの群れが来たかと思うと、反対側からサビキのまわりに集まってくる茶色い集団がアジ。そしてたまにものすごい勢いで仕掛けが走るときはサバが食いついたときだ。

 先日、夕方5時ごろから1時間の間に豆アジを40匹ほど釣り上げた。というか勝手に魚が引っかかってくれたのだが・・・。もちろん、夕食のおかずになったのは言うまでもない。

 豆アジは体長7〜8cmくらいだから、さばくのが少し面倒だ。まず、尾から腹にかけてあるゼイゴをそぎ取り、腹からアゴにかけて包丁を入れる。そして腸とエラを除き、両面に塩・コショウを振り、片栗粉をまぶして油で揚げる。まぁ40匹近くもさばくとなると時間がかかるが、揚げたてを頭からかぶりつくと、小さいけど旨くてやみ付きになる。

 から揚げだけでは能が無いので、酢に砂糖と塩少々、酒と醤油も少しいれたものに、キュウリと玉ねぎを薄くスライスしたものを入れ、そこに揚げたての豆アジを漬ける。すぐに食べてもさっぱりとして旨いが、一晩寝かせるとさらに旨みが増す。もうひとつ、蕎麦つゆにあげたてを漬けて刻んだ長ネギをちらしても、酢の物とはまた違った美味しさがある。みなさんも一度お試しあれ。

2005.07.11 Monday 11:36   |   つれづれ

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