エアコンのガス補給
この季節になりエアコンのスイッチを入れるのだが、暖かい空気しか出てこない。コンプレッサーのスイッチが入らないようだ。多分ガスが抜けているのだろう。260Eの時に買ったR12フロンガスが1本だけ残っていた。1本では足りないかもしれないが、入れてみようと思い、知り合いからエアコンにガスを入れるための道具を借りてきた。
ボンネットを開け、エアコンのガス注入バルブを捜す。高圧側と低圧側と2つあるはず・・・。2つとも比較的簡単に見つけることが出来た。ひとつはラジエターの上右側。もうひとつはコンプレッサーの近くでエンジンの真ん前あたりにある。果たしてどちらが低圧側なのだろうか?
借りてきたチャージャーでは高圧側へのガスチャージができない。だから低圧側のバルブに繋がなくてはガスを補充できない。作業がしやすいラジエター上部にあるバルブキャップをはずし、チャージャーの低圧側ホースを繋ぐ。ちなみに青色のホース。中央の黄色いホースにR12フロンガスの缶を取り付ける。もちろん各ホースについているバルブは閉じておきガスが漏れないようにしてある。ホースをつなぎ終わったらエンジンをかけ、エアコンのダイヤルを最強にする。そして黄色と青のホースについているバルブを開ける。
チャージャーについているメーターの針は、なんと120PSIのところを指している。一向に缶からガスは出て行かない。あちゃー、こっちは高圧側だった。チャージャーを貸してくれた知人のところへ場所を移し、ホースが繋ぎにくいもう一方のバルブへ青いホースを繋ぎ、エンジンをかけ、エアコンのダイヤルを最強にし各バルブを開いてみる。メーターの針はバルブを開けたときは80くらいを一瞬指したが、缶からガスが吸いだされるにしたがって41〜3PSIのちょうどいい(?)数値を示している。あっという間に一缶分のガスが補充された。こっちが低圧側のバルブだったんだ。
一缶しか手持ちが無いので冷えないかもしれないと思ったが、吹き出し口からは冷たく冷えた空気が吐き出されている。エアコンが効くようになった。じわじわとバルブあたりからガスが漏れてしまってガス圧が下がり, コンプレッサーのスイッチが入らないところまで減っていただけなののかもしれない。だから一缶入れただけでエアコンが効いたのだろう。これで快適に走ることが出来るぞ! でも、燃費が・・・。
2005.08.12 Friday 15:33 | おぼえがき > 自動車 > GOLF CLi
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