クリップ・チューナーの改造
先日、プラプラと楽器屋さんを見ていたら、安い中国製のクリップ・チューナーがあったので購入した。安いと言っても2000円くらいしたが、ギター、ベースを選べるMODE切替、ピッチ切替、そしてバックライトのON/OFF機能がついている。(左の写真)
早速、ギターのヘッドに挟んでチューニングしようとしたが、感度がすこぶる悪くて弦の振動を感知しない。全く感知しないのではなく、1・2弦は反応して表示するのだが、それ以外は反応が鈍くほとんど表示しないのでチューニング出来ない。
早速、ギターのヘッドに挟んでチューニングしようとしたが、感度がすこぶる悪くて弦の振動を感知しない。全く感知しないのではなく、1・2弦は反応して表示するのだが、それ以外は反応が鈍くほとんど表示しないのでチューニング出来ない。
そこで分解して、中がどうなっているのか見てみた。(右の写真)
コンタクト・マイクのようにクリップ部分に振動を拾うセンサーが入っているのかと思ったら、ケースの裏蓋に両面テープで貼り付けてあった。弦を爪弾くとギターが振動して、ヘッドを挟んだクリップに繋がったチューナー本体も振動し、中に収められているセンサーがそれを感知する仕組みのようだ。このセンサーの感度がいまひとつ良くないと判断した。
そこで手持ちであったコンタクト・マイクを使って改造してみることにした。
基板に繋がっている振動センサーを取り外し、代わりにコンタクト・マイクのケーブルを適当な長さで切断したものをハンダ付けした。試しにこの状態でコンタクト・マイクのクリップをギターのヘッドに挟んで弦を爪弾くと、どの弦もちゃんと音を拾って液晶に表示される。いいじゃん(^^)
さて、どうやってコンタクト・マイクのクリップをチューナー本体と接続しようか・・・。元々付いていたクリップは、見やすい角度に調整できるようにアームに取り付けるためのベロが付いているのだが、コンタクト・マイクのクリップにそれは無い。どうせ外したクリップは使わないので、ベロとその周辺部分だけを切り取って、コンタクト・マイクのクリップのツマミ部分に接着剤+ネジでとめることにした。これはうまく行った(^^)。
ギターのヘッドに挟み込んでチューニング開始。しかしチューナー本体が重くて、コンタクト・マイクのクリップの挟む力ではちょっと動くとずり落ちてしまう(xx)。そこで、元々ついていたクリップのバネを見てみると、コンタクト・マイクのものより太く強いので、それに換えることにした。これが一苦労。洗濯ばさみのような構造になっているのだが、センターの軸を抜いてクリップを分割しバネを取り出す。バネを交換して組みなおそうとするのだが、バネが強くてなかなか位置合わせして軸を通せない。子供に手伝ってもらいながら、なんだかんだと悪戦苦闘してようやく留める事が出来た。ヤレヤレ。
再びギターのヘッドをクリップで挟むと、しっかりと挟まれ、ちょっとぐらいの振動ではビクともしない。1弦から6弦まで、全ての弦の振動をきちんと拾って表示する。これでライブのときなど、いちいちチューナーにつなぎ換えてチューニングしなくても、ヘッドに挟みっぱなしにしておいて気軽にチューニングできる。
コンタクト・マイクを一つ犠牲にはしたが、せっかく購入したチューナーを無駄にせずに済む。次回のライブで早速使ってみよう\(^^)/
コンタクト・マイクのようにクリップ部分に振動を拾うセンサーが入っているのかと思ったら、ケースの裏蓋に両面テープで貼り付けてあった。弦を爪弾くとギターが振動して、ヘッドを挟んだクリップに繋がったチューナー本体も振動し、中に収められているセンサーがそれを感知する仕組みのようだ。このセンサーの感度がいまひとつ良くないと判断した。
そこで手持ちであったコンタクト・マイクを使って改造してみることにした。
基板に繋がっている振動センサーを取り外し、代わりにコンタクト・マイクのケーブルを適当な長さで切断したものをハンダ付けした。試しにこの状態でコンタクト・マイクのクリップをギターのヘッドに挟んで弦を爪弾くと、どの弦もちゃんと音を拾って液晶に表示される。いいじゃん(^^)
さて、どうやってコンタクト・マイクのクリップをチューナー本体と接続しようか・・・。元々付いていたクリップは、見やすい角度に調整できるようにアームに取り付けるためのベロが付いているのだが、コンタクト・マイクのクリップにそれは無い。どうせ外したクリップは使わないので、ベロとその周辺部分だけを切り取って、コンタクト・マイクのクリップのツマミ部分に接着剤+ネジでとめることにした。これはうまく行った(^^)。
ギターのヘッドに挟み込んでチューニング開始。しかしチューナー本体が重くて、コンタクト・マイクのクリップの挟む力ではちょっと動くとずり落ちてしまう(xx)。そこで、元々ついていたクリップのバネを見てみると、コンタクト・マイクのものより太く強いので、それに換えることにした。これが一苦労。洗濯ばさみのような構造になっているのだが、センターの軸を抜いてクリップを分割しバネを取り出す。バネを交換して組みなおそうとするのだが、バネが強くてなかなか位置合わせして軸を通せない。子供に手伝ってもらいながら、なんだかんだと悪戦苦闘してようやく留める事が出来た。ヤレヤレ。
再びギターのヘッドをクリップで挟むと、しっかりと挟まれ、ちょっとぐらいの振動ではビクともしない。1弦から6弦まで、全ての弦の振動をきちんと拾って表示する。これでライブのときなど、いちいちチューナーにつなぎ換えてチューニングしなくても、ヘッドに挟みっぱなしにしておいて気軽にチューニングできる。
コンタクト・マイクを一つ犠牲にはしたが、せっかく購入したチューナーを無駄にせずに済む。次回のライブで早速使ってみよう\(^^)/
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