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2007 マスターズラン in AUTO POLIS

 週末、九州大分にあるオートポリスで全日本ロードレース選手権第4戦が開催されていたが、その中で往年の日本を代表する選手が走る「マスターズラン」があり、その場内放送に行ってきた。このマスターズランはBMW正規代理店の株式会社フリーマンの主催、メッツラータイヤ、BMWジャパンの協力で行われ、マシンはBMW K1200R、BMWK1200R Sport、BMW K1200Sが用意されていた。
 マスターズランには、スズキで2輪ロードレース、そしてマツダで4輪のワークスとしてメーカー契約を結び現在67歳の片山義美さんを筆頭に、ヤマハの本橋明泰さん(67歳)、ホンダの永松邦臣さん(63歳)、72年世界GPデビューレースの西ドイツ・ニュルブルクリンクでデビューウィンを飾った”世界のカナヤ"金谷秀夫さん(62歳)、カワサキの和田将宏さん(61歳)、清原明彦さん(61歳)、ライダースクラブ誌の根本健さん(59歳)、ヤマハの河崎裕之さん(61歳)、毛利良一さん(58歳)、現在も現役レーサーとして全日本選手権に参戦するスズキの水谷勝さん(56歳)、85年鈴鹿8耐ウィナーの徳野政樹さん(54歳)、FIM唯一の公認マーシャルライダー・千石清一さん(60歳)の12名が参加。

 土曜日、日曜日ともお昼休みを利用してマスターズランは行われたが、日曜日は九州雁の巣会のメンバーも駆けつけてくれ、ホンダの高武富久美さんの日章旗の合図でスタート。総年齢730歳、平均年齢61歳のマスターズラン参加者は、ストレートで最高速265km/hを出すなど1周3kmのオートポリス・ショートコースでの走行を楽しんでいた。
 ヘルメットを被り、マシンと共にコース上へ登場した皆さんの気持ちは30,40年前へタイムスリップ。走り出したら闘争本能に火がついてしまうのか、一瞬冷っとするシーンもあったようだが、さすがベテラン、事なきを得ている。走行後の顔はまるで子供に戻ったように笑みがこぼれ、それぞれの走りについて話が盛り上がっていた。
 一時代を築いてきた方々は、齢と共に角が取れてマイルドにはなっているのだろうが、やはり強烈なキャラクターは依然健在。本当に楽しい週末を共に過ごさせていただいた。このような機会を作っていただいたフリーマンの前田社長、ライダーの取りまとめに東奔西走した千石さん、ありがとうございました。

2007.05.28 Monday 13:07   |   つれづれ

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