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フロントブレーキのローターとパッド交換

20060603.jpg オークションで落札したフロントブレーキのローターとパッドが届いた。
早速、ガレージジャッキと馬とともに車に積み込み、近くの知り合いの駐車場へ。家の駐車場は下が平ではないので作業がやりにくいのだ。

 後輪の後に角材を置きストッパーにし、フロントタイヤのホイールボルトを少し緩めてから、エンジン下方のフレームにジャッキをかけて持ち上げ、左右フロントタイヤの後方にあるジャッキポイントへ馬をかませてそろそろとジャッキダウン。タイヤを外してドアの下あたりに置いて万が一に備える(^^;

 まず、キャリパーをローターから外さなければならないので止めてあるボルトを探す。ゴムのブーツに隠れるようにキャリパーの上下に2本のボルトがあった。6角レンチでそのボルトを緩めて抜く。そしてキャリパー本体をローターから引き抜き、キャリパーにはオイルラインが繋がっているのでフロントハブにのせてサスペンションに立てかけておいた。パッドはキャリパーを固定するプレートにストッパー金具で止まっているので内側と外側にスライドさせて取り外す。新品のパッドとくらべると消耗は一目瞭然。新品はパッド部分が1cmくらいの厚みがあるのに対して、取り外したものは1mmほどしか残っていなかった。
 ローターはハブに皿ビスで周り止めされているだけなので、プラスドライバーで皿ビスを外すと簡単にハブから離れる。ローターも消耗していて、縁の部分に内側も外側も1mmほどの段差が出来ていた。新品のローターにたっぷりとブレーキクリーナーを吹きかけて脱脂しハブに装着。周り止めビスを留め、念のためホイールボルトでずれないようにした。

 次にキャリパー内にピストンがかなりせり出してきているのでそれを押し込むのだが、ピストン面に古いパッドをのせ、両サイドをパイプレンチではさんでゆっくりと力を入れてピストンを押し込む。作業前にブレーキマスターシリンダーのオイル量を確かめてあるので溢れることはない。

 新しいパッドをプレートに取り付けてキャリパー本体を装着。キャリパー固定ボルトは長いほうが上側で短いのが下側なので間違わないように入れて6角レンチで締める。後はタイヤを取り付けてホイールボルトを締める。

 左右両側とも交換作業が終わったら、ジャッキを少し上げて馬を外し、ゆっくりとジャッキダウン。ホイールボルトを増し締めしてホイールセンターキャップをはめ込んで終了。いや、まだ終了ではなくてピストンを押し込んであるので、ブレーキペダルをポンピングしてピストンを押し出し、パッドに当たりをつけて終了。

 初めて自分でブレーキローターとパッドの交換をしたが、さほど難しい作業ではなかった。ジャッキアップからポンピングで当たりをつけるまで、なんだかんだと1時間半くらい掛かってしまった。どこをどうやればよいか判ったので、次回はもっと時間短縮できると思う。

 ちなみに商品代金8600円+送料1110円+振込み手数料298円の10008円でフロントブレーキのローターとパッドの交換をすることが出来た。

2006.06.03 Saturday 23:57   |   おぼえがき > 自動車 > GOLF CLi

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