<< メーター、収納、サンルーフ、全てOK!?   |   home   |   やはりNG・・・ >>

手持ちの部品を使って「LED点滅」をつくろう

LED点滅回路.jpg LED点滅回路を作った。最初はダッシュボードセンターにあるオートエアコンのセンサー(?)部分にあるLEDを点滅させようと、参考になるサイトはないかとネットを徘徊し探し回った。LEDを点滅させる回路はいくつか見つけたが、ICを使っているものは、手持ちでそんな気の利いたICはないので却下。すると、トランジスタ2個と抵抗4本、電解コンデンサー2個とLEDで出来る回路があったので、家に転がっていた電子工作キットの残骸を覗いてみると、2SC945が2本あった。抵抗は100kΩが2本と、1kΩは無かったが1.2kΩが2本あり、耐圧35Vの10µFの電解コンデンサがあったので製作してみることにした。
 どうせならセキュリティ(ダミー)みたいにしようと思い、エンジンキーOFFの状態で点滅し、エンジンキーをONにすると消灯するように5極リレーを組み合わせてみた。

 汎用基板の切れ端に回路図を見ながら部品を並べてハンダ付けをし、全体を熱収縮チューブで絶縁し5極リレーにつないだ。5極リレーの85端子にACC電源からのラインをつなぎ、86端子はアースへ。30端子に常時電源からのラインをつなぎ、87a端子に回路の+ラインを繋いだ。

 エンジンキーOFFの時は、常時電源の12Vが接点の繋がっている30端子から87a端子をとおり点滅回路を流れてLEDが点滅する。エンジンキーをONにするとリレーの電磁石が働き、30端子は87aから離れて87端子と接触するので点滅回路への電源が切れてLEDも消灯する。

 LEDを点滅させたくないときもあるだろうから、後でスイッチを入れて電源ラインを切断できるようにした。手持ちで2回路用のスイッチが無かったので1回路用のプッシュスイッチを使って点滅回路への電源供給を切れるようにした。それと、スイッチ部分にも稼動判別用にLEDをつけたいと思い、回路図のLEDからパラレルにもうひとつLEDを追加。スイッチはメーターパネル左下にあるスイッチ増設用の蓋に穴を開けてスイッチとLEDを止めた。で、当初のオートエアコンセンサー部分のLEDを点滅させるという計画を取りやめ、ラインを長く伸ばし、L型DINコネクタの樹脂ケースを改造してLEDを入れるハウジングを作り、運転席側フロントウインドウのダッシュボード隅に両面テープで固定した。ACC電源はオーディオ裏から線を延ばし、常時電源とアースはキーレスを取り付けたときに使用したラインに挟み込み圧着端子で繋いだ。
 今のところ作動していますが技術的な裏づけを持って作成しているわけではないので、これを真似てご自分で作成する場合は何かあっても自己責任ですからくれぐれもご注意くださいね(^^;

2007.03.15 Thursday 00:19   |   おぼえがき > 自動車 > VOLVO 850GLE

コメント ※ご投稿いただいたコメントは承認後に掲載されますのでご了承ください。

コメント記入フォーム

トラックバック ※トラックバックは承認後に掲載されますのでご了承ください。