前夜たくさんお酒を頂いたのに、スッキリとした目覚め。奈良二日目は、私の希望を取り入れてもらって和歌山県石出市へ。
POPの愛称で親しまれ、ゴッドハンド(神の手)とも言われるほど卓越したエンジンチューニングで、世界のモータースポーツ界で知らないない人はいないヨシムラの総帥だった吉村秀雄さんと同姓同名の創業者を持つ大正4年に創業した酒造会社「吉村秀雄商店」に是非行ってみたかった。
6月19日午前9時頃、奈良市某所を出発。約90kmの往路は高速を使って行くことにした。大谷さんの先導で細い路地を駆使して国道24号へ出て西名阪自動車道の郡山インターを目指す。さすがに朝の時間の国道は交通量が多い。もちろんタンクバッグにはGOOGLEMAPのナビ機能を起動したiPhoneを入れてあるので、今日はその指示通り行けば楽勝だな(^^)西名阪自動車道柏原本線料金所を通過して阪和道に入る。天気も良くて気持ち良いクルージング。そして阪和道美原ジャンクションを堺・和歌山方向へ直進。さらに阪和道・岸和田料金所を通過。快調に進んでいる。
ここでちょっと休憩しようと後ろを走っている大谷さんに合図し、岸和田サービスエリアへ立ち寄った。とりあえず大谷さんをパシャッ(^^) それにしても真夏を思わせる陽気で、陽が高くなるに連れ暑くなってくる。
休憩しているとナビがルート変更を指示してきた。当初、阪和道・泉南インターで降りて一般道を進むルートだったが、その手前から渋滞が発生していて泉佐野JCTで関空道へ迂回したほうが早く着くみたい。阪和道を走って行くと電光掲示にも渋滞情報が・・・。ここはナビ通りに関空道へ進路を取り料金所を通過。関空道・泉佐野インターで降りて一般道へ。私も大谷さんも和歌山の土地勘が全く無いので後はナビが頼りだが、何ということでしょう、インターを降りてすぐにお陽様にジリジリと焼かれたタンクバッグの中でiPhoneが高温のためにシャットダウン(T_T)最初に曲がる交差点名は覚えていたが、そこは左折レーンを行かないと曲がれなかった。直進レーンを進んでいたので曲がれずミスルート。交差点に差し掛かったところで気がついたのでその先で側道に入りUターン。覚えていた交差点を無事右折することができた。しかし、その先は覚えていないので、路肩に停車。タンクバッグからジャケットのポケットに移していたiPhoneが何とか復帰したので再びタンクバッグの中へ。いつ高温でシャットダウンするかヒヤヒヤしながら進んだ。
目的地が近づいた頃、再びiPhoneがシャットダウンしたので停車。大谷さんも背負ったバッグからiPadを取り出してルート確認。その間にiPhoneが復帰したので今度はタンクバッグに入れずジャケットのポケットにしまい込み、音声ガイドを頼りに進んだ。広い道から細い道に左折し暫く進んでいくと左手に目的地・吉村秀雄商店があった。
ひとまず駐車場に駐めて、大谷さんが中に入っていき話をしてきた。やはり予約をしていないと酒蔵などの見学はできないとのこと。それは想定内だったので、100mほど離れた場所でリニューアルオープンしていた吉村秀雄商店の直売所「酒のねごろっく」へ移動。店内に入りお土産の日本酒を物色。私は「吟醸・日本城」と常温熟成古酒「MARUHI」の2本、大谷さんは「大吟醸・日本城」「MARUHI」と「車坂」の3本を購入。
お店の大西 桂さんとお話していたら「マフラーのヨシムラですよね」と、やはりヨシムラのことはご存知でした。彼女も最近Ninja250、それもヨシムラ・マフラー装着済みを購入したということ。地元出身のライダーが鈴鹿8耐にでるから、今年は仲間で応援に鈴鹿へ行くそうだ。地元出身ライダーとはヨシムラのエース・津田拓也選手のこと(^^) お店には試飲できるコーナーもあって、お酒を飲みたい気持ちをぐっとこらえて、大谷さんと二人で「のんある気分」という清涼飲料水を飲みながらまったりとした時を過ごした。
ちょうどお昼時になったので、試飲コーナーで紹介されていたお店の中から「とんかつ さかぐら」へ行くことにした。オートバイを酒のねごろっく前に駐めさせてもらったまま、徒歩3分ほどの「さかぐら」へ。とんかつを食べる気まんまんで席に座り、メニューとにらめっこ。大谷さんが「和歌山ラーメンってのが気になる・・・」その一言で、私の頭のなかのとんかつが何処かへ飛んでいき、「和歌山ラーメン」モードに切り替わった(^^; ふたりとも「紀州和歌山ラーメン定食」をオーダー。とんこつ醤油スープに備長炭を練り込んだ黒い麺にやられました。美味しい。やはりご当地ラーメン、一度は食べてみなきゃね(^^)/
WEBで見つけたのでリンク さかぐらの紀州和歌山ラーメン
帰路は一般道でナビは使わずに大谷さん先導で。まずは二人ともガソリン補給をしなければということで国道24号を進む。この辺りは大手系列のガソリンスタンドでないガソリンスタンドが多い(@@) 何処で給油するか選びながらかなり距離を走った。その間にも大谷さんのオートバイは残燃料警告灯がついていたようだ。大手ガソリンスタンドで給油を終え明日香村を経由していくが、通常ルートでは面白く無いだろうということで、大谷さんのお父さんの出身地を通るルートだそうだ。車1台がやっと通れるくらい狭い曲がりくねった、一応アスファルト舗装だが、ひび割れや路肩に近い部分のアスファルトが剥がれているところがあったりという荒れた山道。面白かったぁ(^^)/ 動画回しておけば良かったが、カメラは吉村秀雄商店についた時に取り外してしまったまま、後の祭り(T_T)。
そして明日香村に入り石舞台で駐車場に駐めて休憩。入場料が必要だったので入らず、外から雰囲気だけ。白くまアイスでほてった体をクールダウン。
観光案内マップで高松塚古墳壁画などを見た気分になり、甘樫丘へ移動し駐車場に駐め、標高148mを登ることに。ゼイゼイ言いながら登る途中、下から管理のカブが遊歩道を上がってきた。自分にもエンジンがほしい(^^; 河原展望台にたどり着きあたりを一望。
大谷さんの携帯に、「夜の部活(^^)」の主催者、奈良在住のカメラマン大西としやさんから電話。慌てるわけではないが、そそくさと展望台を降りる二人。ここでは、以前購入していた手持ちジンバルを初めて試してみた。
この後の「夜の部活」はこちらのエントリーを御覧ください。
『楽しかった「大人の遠足」の締めくくり(^^)』