前々からパーラーギターが欲しかった。で、おもちゃみたいなモノをネットで衝動買い。
モノが到着してチェックしたらサウンドホールのロゼッタ部分で合板が一部剥離してプカプカ状態なのを発見(T_T)返品しようかとも思ったがメンドーなので隙間に木工ボンドを入れて圧着させてプカプカ解消(^^)
デザインは名古屋、作りは中国で9000円ほどのモノ。
ネックの反りはないようだが、弦高が6弦12フレットで3mmほどあったので弾きにくい。
ということで弦高を下げるためにサドルを低く削ることにした。ナットも少し高いので気持ち削ることに・・・。
弦を外しサドルをブリッジから抜こうとするが、抜けない。ペンチで挟んで引っ張っても外れない(@@)
仕方なく小さなニッパーで両端を交互に挟んで、抉るようにジワジワとやっていたら、ギーッといいながら何とか抜き取ることに成功した。外したサドルをみると、機械加工した荒削りのモノを無理やり溝に打ち込んだような感じだった。
砥石、平ヤスリと耐水ペーパーでシコシコサドルの底面を削って、それ以外の面も滑らかになるようにペーパーをあてて、サドル溝にストレスなく入るように調整した。
ナットも底面を軽く削り、ネックのナット座面も平らにして取り付け。弦を張り、チューニングしなおして6弦12フレットで弦高を測る1.5mm程度に下がった。ちょっと攻めすぎたかもしれないがビビリもぎりぎりセーフとしておこう(^^; これでかなり弾きやすくなった。オクターブも完ぺきとは言えないが、まぁまぁとれている感じ(^^)/
作りは雑なところ満載だが、9000円ほどでスロッテッド・ヘッドのパーラーギターが手元に来た。
肝心の音は?悪くもなく、こんなもんじゃないのって感じ。
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後日、ブリッジピンをエボニーのモノへ、ナットとブリッジを牛骨製へ、さらにペグも左右6個独立型のモノに換装した。